【北海道ポイント解説】広尾フンベのメローな波に憧れて 広尾方面サーフィン紀行
大好評企画、サーフポイント解説第5弾!!
今回は広尾町にある人気サーフポイント、『フンベ』をご紹介します。
広尾町ってどこにあるの?
北海道民なら分かりますが、道外からサーフトリップに来る方には場所がわからないと思います。北海道の南、襟裳岬を超えて少し北上したところにある町です。黄金道路と呼ばれる国道336号沿いを走っているとたくさんのサーファーを見ることができます。このエリアは上質な波が届く、北海道が誇るサーフポイントなのです。
黄金道路とは?
えりも町庶野〜広尾町音調律までの33.5kmの区間は黄金道路と呼ばれています。莫大な費用をかけて建設したのでこの名前がついています。総工費94万5503円。1mつくるのに28円20銭かかっていることになります。今ではさほど驚きませんが、当時この金額の工事をすることは考えずらいことだったのです。
黄金道路を走ると長いトンネルがあります。
このトンネルは『黄金トンネル』と呼ばれており、北海道で最も長いトンネルです。4941mあります。
居眠りしないよう気をつけましょう。これを抜ければ良い波が待っていますよ!!
駐車場はあるの?
さあ、着きました。長旅おつかれさまです。路肩が広く、車がたくさん停まっているので、フンベに着いたとすぐに分かります。別記事でフンベポイントでの注意点を投稿しましたが、階段付近はローカルの駐車スペースですので、ビジターは停めないようにしましょう。ローカルの皆さん良い方ですが、中央より後ろの方に駐車すると無難です。
フンベはどんなポイント?
メローな波質で初心者でも乗りやすい波です。もちろん上級者も楽しめます。
ビーチブレイクなので、初心者でも安心してサーフィンを楽しめます。
テイクオフすると、ゆったりとロングライドすることができます。
スープに押されてテイクオフしても、そのあと割れてきます。初心者でもロングライドできていました。
波乗りの準備をしながら他の人のライディングを見ます。良いライディングをした時には皆さんワックスを塗る手を止めていました。
オレンジマンに遭遇!!
北海道名物、オレンジの車を発見しました。
そう、オレンジマンこと、山内一志さんです。スノーサーフ映画『HOLIZON LINES』に出演し、世界中のスノーボーダーやサーファーから注目されている有名人です。
やはり洋服もオレンジ、ボードもオレンジでした。力の抜けたライディングは流石です!!波と一体化しています。ロングボードを乗るかのようにショートボードに乗っていました。最高にかっこいいです!ご一緒できて光栄です。
その後もオレンジマンは何度もロングライドを決めていました。1分くらい乗ってたのではないかと思うくらい神々しいライディングでした。
徐々にホレた波も来るようになりました。8時間程フンベにいましたが、波質も変わって面白いポイントだと思いました。
浜厚真も良いですが、広尾のフンベ、ここオススメです!!
道内プチサーフトリップに出かけてみてはいかがでしょうか。