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国際的スポーツ初!WSLが賞金を男女平等に!サーフィンはスポーツ界のパイオニア的存在

f:id:mksurf:20181009145406j:plain職場に始まり、今度はスポーツ界で男女の賞金格差についての話題が盛り上がっています。そんな中、世界プロサーフィン連盟(WSL)が来年度2019年からのサーフィンの大会で男女の賞金額を同額にするということを発表し賞賛されています。

 こんなに違う賞金額
南アフリカ大会の表彰式の写真がSNSでアップされました。男女ともに優勝したサーファーがカメラに向かって笑顔で写っている写真です。この1枚の写真がSNSで拡散されて大炎上し、ものすごい批判があったのです。2人のサーファーが手に持っていた賞金カードで、男子の選手は8000ランドもらうのに対して、女子の選手は半分の4000ランドだったのです。この事件とも言えるSNSでの炎上が、今回の決定に与えた影響は大きそうです。なんかもう、SNSってすごいですね。

同時に発表された施策

f:id:mksurf:20181009145423j:plain賞金を男女平等にしただけでなく、女子サーフィンを盛り上げて強化するため、女子ツアーの開催やプロから指導を受けられるワークショップの開催、WSLチャンネルでサーフィン界の女性にフォーカスを当てたコンテンツを配信することを発表。スポーツ界を中心に世界中から賞賛を受けています。アスリートは性別に関わらず並々ならぬ努力を積み重ねている訳ですし、報酬が同じになるのも納得です。

 

期待される波及効果
賞金や給与の男女間格差が問題視されています。特にジャンクスポーツでも話題になっていましたが、女子サッカーの男女間格差はものすごいみたいです。W杯だと19倍も格差があって女子選手が改善を求めているところです。そんな状況の中、賞金の男女間格差に対して先立って動いたサーフ業界。この動きは今後他スポーツや世界中の企業、社会全体のモデルとなるのではないかと期待されています。これまでファッションの分野ではサーフィンがパイオニアとしての役割を果たすことはありましたが、今後も色々な部分でスポーツ界をリードしてもらいたいところです。

 

賞賛されるWSLの言葉
「アクションスポーツ界では最先端の取り組みで、一歩先をいくことができて誇りに思う」
「今回の決定を起爆剤とし、男子と同じ環境で今以上のサポートと投資を続けていく」
「この決断はWSLをより良い方向に導いてくれると確信している」
「この決定までに協力してくれた全ての関係者に感謝している」
「男女平等に関して常に最前線にいたい。WSLで活躍する女子サーファー達がその象徴となることができたら幸せだ」

 

まとめ

f:id:mksurf:20181009145456j:plain国際的スポーツとして確実にファンを獲得しているサーフィン。サーフィンの大会映像がテレビやインターネットで生配信され、多くの人がアクセスできるようになりました。東京オリンピックの正式種目に登録されたこともあり、今後さらなる盛り上がりを見せてくれるでしょう。自分もどんどん新しいことにチャレンジして、何かでパイオニア的存在になりたいなぁ。

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