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北海道でサーフィン!?日本最北の地、北海道の情報満載!波乗りブログ

【ポイント解説】安瀬で極上の波を堪能。北海道石狩市にある隠れ優良ポイントやそすけの謎が明らかに!

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北海道ポイント解説第1弾。

 サーフパラダイス北海道

広大な面積を持つ北海道。周りは海に囲まれている島国、つまりサーフパラダイスなんです。そんなサーフパラダイス北海道には、まだまだ人知れずブレイクしているポイントがたくさんあります。インターネットで調べてもなかなか情報出てきません。有料波情報サイトも浜厚真くらいしか情報がなく困っている方も多いのではないでしょうか。

 

そのような情報の少ないポイントを中心に情報をお届けしたいと思います。極寒の大地で熱い気持ちを持ってサーフィンしている皆さんに、無料でお届け致します。少しでもお役に立てば嬉しいです。

 

さて、今回は石狩市にある安瀬について解説します。

 

まず、安瀬ですが・・・

何て読むか分かりますか?

 

やそすけです。

 

教えてもらえないと絶対読めないですよね。

「漁の網を仕掛ける場所」=ヤソッケというアイヌ語が由来となっています。

 

安瀬ポイントの特徴

国道231号を毘沙別に向かう途中、左手にあるポイント。毘沙別に行く前にチェックしておきたいポイントです。リーフブレイクで冬を中心にレギュラーの良い波が立ちます。もも〜腰では割れずらく、胸以上のサイズになるとコンディションが整います。

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駐車スペースは?

 知る人ぞ知る穴場的なポイントでしたが、最近は良い波が来たときには混雑するようになりました。駐車する際は迷惑にならないように注意しましょう。当然シャワーはありません。

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安瀬ポイントの注意点

崖になっていますが、容易に降りられます。海に降りたら手前にテトラがありますので、一番右にあるテトラの端からゲットしていきます。打ち寄せる波のタイミングを見てテトラの間からゲットする人もいますが、端の方が良いと思います。サイズの大きい時にはカレントがテトラに引き込まれるように発生しますのでご注意ください。初心者の方は波のサイズが大きくなくてもカレントが強かったりしますので、無理しないようにしてください。海から上がる時もテトラの端を通って戻ります。

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この小屋なに?

崖の上にはプレハブ小屋がありますが、所有者がいますので配慮しなければなりません。何かのトラブルで大事なサーフポイントが無くなってしまっては悲しいです。小屋の前で長居しないようにしましょう。

 

漁師とサーファーの素敵な関係 

2006年に沖で高波に煽られて漁船が転覆する事故がありましたが、その時に溺れた漁師をサーファーが助けるということがありました。本当は漁をするところなのでサーファーを入れたくない気持ちがあるのですが、そのサーファーの名誉もあり、サーファーには良い人もいるということで立ち入り禁止になっていないそうです。地元の漁師さんに感謝してからゲッティングアウトしましょう!

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余談

ちなみにこの安瀬、かつては「安瀬村」という単独の村として存在していたようです。それが厚田村と合併し「厚田村」に。現在では「石狩市」となっています。第43代横綱である吉葉山潤之輔の出身地でもあります。

 

大事なサーフポイントですので、お行儀よくサーフィンしましょう。

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