ウェットスーツはどのくらいの頻度でシャンプーするの?寿命の短いウエットスーツを長持ちさせる極意
寒い海でも着ていれば長時間サーフィン可能になるウエットスーツ。北海道のサーフィンには年間を通して必須のアイテムです。新しいウエットスーツを買った時は海に行くモチベーションが上がりますよね。
久しぶりに新しいウエットスーツを買うと、ゴムの柔らかさに驚きます。逆に言えば、驚いてしまうくらい使っていたウエットはゴムが劣化して硬くなってしまっているということです。
高いお金をかけて買ったウエットスーツですから、長持ちさせたいですよね。そこで活躍するのがウエットスーツ専用のシャンプーや柔軟剤なのですが、どのくらいの頻度でシャンプーすれば良いのか、意外と知られておりません。
今回はウエットスーツ専用のシャンプーや柔軟剤を使う頻度についてご紹介します。
シャンプーの頻度は?
可能であれば毎回シャンプーやソフナーを使って洗いましょう。海の中は雑菌やバクテリアが繁殖しています。海水1滴にものすごい数の微生物が存在しているという報告もたくさんあります。
サーフィンしていると自分が思っている以上に大量の汗をかいているものです。面倒でも2、3回に1度くらいの頻度でシャンプーを使って洗った方が良いでしょう。
暖かくなってきて長い期間着ないで保管するような際には、必ず最後にシャンプーとソフナーを使ってしっかり洗ってから保管するようにしましょう。水洗いのみで保管するのと比べると劣化スピードに大きな差が出てきます。
〜長持ちさせる洗い方〜
①塩抜き
サーフィンで使用した後はできるだけ早く水でしっかり塩抜きしましょう。思っている以上にウェットの中に塩が染み込んでいます。最低でも3回は水を替えてやさしくもみ洗いするようにします。帰宅後疲れていてすぐ寝たい時もあるでしょう。そのような時にはバケツに水を溜め、浸けてから寝るようにしましょう。すぐ横になりたい気持ちは分かりますが、やるかやらないかで大違いです。
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水道のあるポイントでサーフィンする際は水に浸けながら帰るようにしています。そうすることで帰る間に潮が抜けてきますので。ジッパーのファスナー部分に潮や砂がついているとサビの原因となりますので、水の中で開け閉めして念入りにケアします。
寒い冬はぬるま湯でも結構です。絶対にやってはいけないのはお湯で洗うことです。お湯で洗うと生地が劣化したり、接着面のボンドが剥がれてしまうので、最悪の場合修理に出さなければならなくなります。私は一度これでドライスーツの接着剤が剥がれてしまいメーカー修理になった苦い経験があります。
②シャンプー、柔軟剤
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水だけで洗うサーファーが最も多いと言われていますが、最近ではシャンプーや柔軟剤を使ってしっかりケアするサーファーが増えているようです。ウエットスーツは高価ですからね。長く使いたいならシャンプーやソフナーを使ってしっかりケアしてあげましょう。
容器に水を溜めてシャンプーを入れます。ウエットスーツを浸けてやさしくもみ洗いして流します。次に水だけでやさしくもみ洗いしてシャンプーを落とすように洗い流します。再び水を溜めてソフナーを入れ、5分程度ウエットスーツを浸けます。5分経ったら水洗いせずにそのまま干します。
③干し方
色落ちやゴムの劣化を避けるため、直射日光を避けて日陰で干すようにしましょう。型崩れしないようにウエットスーツ専用のハンガーにかけ、吊るして干すと良いです。普通のハンガーだと肩にストレスが大きくて容易に型崩れしてきます。
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裏側の方が乾きずらいので裏返しで干し始めるとよく乾きます。洗濯機や乾燥機を使う人もいるようですが、ウエットスーツに傷が付きますので控えましょう。
④保管方法
長期保管する場合は最後に柔軟剤を使ってから保管するようにします。また、半乾きで保管するとカビや臭いの原因となりますので、しっかり乾いたのを確認してから保管するようにしましょう。折りたたんで収納するのはやめましょう。肩の広いウエットスーツ専用ハンガーにかけて保管すると良いです。
まとめ
シャンプーや柔軟剤の頻度は可能であれば毎回
疲れている時はとりあえず水に浸けておく
面倒を惜しむとウエットスーツ買い替えの頻度が増える(=費用が増える)
帰宅したら、うがい手洗いしっかり塩抜き!!